ドガスタンクUB【毒統一】【ポケモン剣盾】
今期は久々に毒統一で比較的真面目に潜っていました。疑問枠が全決まらず、結果も散々でしたが、記録のような感覚で構築を残しておきます。
構築経緯
冠にて解禁された、圧倒的なキャラパワーを持つをまず使うことに。
に強く、増えるであろうポケモン達に全体的に強く出られるを採用。
地面技を持ちつつにある程度強いをとりあえず投入。
器用である程度のストッパーをこなせるを採用。
ここまで物理ダイジェットで土下座するポケモンが多すぎたので、誤魔化しが効く枠としてを採用し、一応の完成とした。
個体紹介
スカタンク@シュカのみ
腕白 116-4-204-0-180-4
実数値 193-114-124-81-104-105
イカサマ 不意打ち アシッドボム 怖い顔
調整意図
HB 意地の珠ダイジェット/ダイアースが6.25%の乱数1発
の珠カキュウを陽気なら確定耐え、意地なら37.5%の乱数
陽気のエラがみが6.25%の乱数1発
HD Sブーストの+1メテオビームが6.25%の乱数1発
S S-1最速抜き
大体どんな相手に対しても一撃耐えて怖い顔を見せつけ、余裕があれば酸をかけて帰っていく相棒。シュカさえ残っていれば弱点が存在せず、これこそまさに実質無敵といったところ。
風船にしない理由はドリュウズを確実に殴るため。風船だとアイへされて怯んでそのまま死ぬ(n敗)。
技構成は相手の足を奪い後続に繋ぐ怖い顔、裏のUBによる突破を楽にするアシッドボム、最低限の火力と対面性能を確保できるイカサマ不意打ちで確定。ダイジェットに嫉妬の炎を合わせようとしていた時期もあったが、ガラルサンダー以外には怖い顔を押すので不採用とした。
ダイマを2ターン削りながら足を奪ってくれるのは非常に優秀だった。末永くお世話になるであろう型。
臆病 0-0-0-252-4-252
実数値 155-81-85-132-141-167
熱湯 凍える風 ヘドロ爆弾 ハイドロポンプ
調整意図
ぶっぱ
7世代でキングを使い続けていた故に本気で使ったのは初めてかもしれない襷枠。何故かアシッドボムがない。
S100からのこごかぜは非常に優秀で、カバランドを始めとした幅広い先発枠に有利に戦える。ただしアシッドボムがないので受け枠にやれることがない。
ヘドロ爆弾は受けに対してせめて毒を入れて退場したいという欲望兼ブリザポスの身代わりを割る用の技。他の毒統一勢が熱湯で割れずに悲しみを背負っていたので入れた。
叩き落とすが没収されていないので採用するかは諸説。対カバを考えてハイドロポンプを採用していたが割とウツロイドの草結びで倒していたこと、ラグに対しては別に刺していけないこと、ドロポンである理由のメガバシャーモが存在しないことから抜いても良いかもしれない。
ナットカグヤに無限に宿り木をされて何度もヘドロ液にしようかと思った。
アーゴヨン@弱点保険 ビーストブースト
臆病 0-0-0-252-4-252
実数値 148-*-93-179-94-190
流星群 ヘドロウェーブ 大文字 こらえる
調整意図
ぶっぱ
端数DL対策
面白そうだったので採用してみたこらえる弱保アーゴヨン。に対してそれなりにやれるのは中々面白かった。めざ地がもうないためには無力だが、以外に何もできない相手はあまりいないので立ち回りやすかった。
ただし、素の耐久は弱保起動にはかなり不安があるためどうしてもダイマかこらえるに頼らないといけないのは難しい点だと感じた。
ダイマ時スカーフランドの地震を耐えられるH52-B4も活きそうな調整であるため、来期試してみるかもしれない。
ペンドラー@命の珠 加速
意地 0-252-4-0-0-252
実数値 135-167-110-*-89-164
調整意図
ぶっぱ
超疑問枠。環境への刺さりがあまりにも悪い。瞑想
やらやらを殴れるのが偉いので採用していたが、今世代はアクアテールもがむしゃらもないのでに何もできなかった。
この枠は一番検討するべきなのでじっくり考えることとする。
ウツロイド@パワフルハーブ ビーストブースト
臆病 4-0-76-172-4-252
実数値 185-*-77-169-152-170
調整意図
S>CとしてビーストブーストをSに
余りをBに
今世代毒ポケの出世頭。強力な種族値の持ち主にメテオビームを与えてしまった結果がこれである。
ダイロック使用時はただでさえ高い特殊耐久が3倍にまでなり、特殊ならば4倍だろうが何だろうが問答無用で耐えて押し切れる暴力的なまでの性能をしている。
対物理はダイマ込みでも貧弱だがそれを考えても余りある圧倒的なパワーと特殊耐久があるため、今後も不動のエースであり続けるだろう。
ただし、一度メテオビームを使用するとその後の岩技が不自由になったり、カグヤの守るが辛かったりと立ち回りで考えなければならない点も多いなと感じた。
との対面は一生相手のダイマに怯えながら草を結んでいた。一度もダイマされなかった。
Gマタドガス@バンジのみ 浮遊
図太い 244-0-180-4-44-36
実数値 171-*-179-106-96-85
ワンダースチーム クリアスモッグ 鬼火 挑発
調整意図
H 奇数最大
HB 陽気のダイジェット/ダイストリームが2.73%の乱数2発
HD の無振りダイサイコが6.25%の乱数1発
S 60族意識で多めに
戦場にが帰ってきたと思ったら羽は破れ前歯はへし折れ毒すら抜けてしまっていたため採用した地面無効枠。かかは諸説。鋼抜群は困るが妖技と竜無効は偉い。
物理に対しては幅広くクッションとして機能し、カバラグを止めることも可能。クリスモ採用によって最低限起点回避もできるため動きやすかった。
言うまでもなく火力がないため、あくまでも他で詰めるための布石でしかないことに注意しなければならない。
反省点
・物理ダイジェットが受けにくい
これはそもそも飛行半減がのみな毒統一が慢性的に抱えている問題である。
がある程度対処できるといっても、91族より遅い相手にしかジェット後上から行動することはできず、ジェットで1体倒された後に怖い顔を入れても最終的に相手のSが1段階上がっている点にも問題がある。やはりスカーフに上から叩く役を任せる方が安定して動けるかもしれない。
・後発地面枠が重くなりがち
これもまた7世代の頃からの問題だが、がダイジェットしてきたり、が砂を撒き散らして加速してくる今世代では特に顕著になった。一時的に完全に動きを止められるを今回採用していないのも原因の一つだろうが、立ち回りである程度軽減できるようにしなければならない。
・対鋼打点が少ない
今回の構築では地面技1、炎技1、格闘技0と鋼への打点がかなりすくなくなってしまった。そのため、特に片方でしか弱点の突けないに対して動きにくく、時にはで解決することを強いられることもあった。
重かったポケモン
(特に後発)
が落ちてから出てくるとかなり困る。チョッキだともっと困る。は毎回出せるわけではないので、が引き先がなくそのまま押し切られることも少なくなかった。
瞑想しないで。超技しかないならで止まるが、そうでないならで押すか急所に当てるくらいしか解決策がない。
使っても使われても凄まじく強い。を最速にするくらいの対策はしておくべきだった。ではまず勝てず、も+1ダイロックは無理なため基本的にミラーをするしかない。
速いし火力がありすぎるので非常に厳しい。ならギリギリで耐えられたりもするが、はさすがに厳しいものがある。こだわりロックをかけてうまくで対処するしかない。
鋼全般
上述の通り打点が少ないので何かと苦労させられた。なおが落ちて詰んだと思った試合を何度かが力技で突破していた。なんだこの化け物。
相手が先に展開したら負け、こちらのUBが先に展開したら勝ち。この上なく分かりやすい戦い。
なおこいつの珠ドラグーンはを乱数で飛ばせる数少ない技。物理でも特殊でも乱数1発だが特殊の方が高確率で飛ばされる。
岩が抜群でない上にこごかぜでAが4段階上がったりするので手が付けられない。うまくで対処するのが一番丸い。
思念、ショック
対策するような余裕はない。見かけたら土下座。
許さない。
最後に
今期は納得のいく6体にすらできておらず、結果も散々だったため、来期以降で綺麗な構築を完成させていって少しずつ上を目指していきたいところです。
ほぼ供養構築ではありますが、一応レンタルパを置いて終わりとさせて頂きます。ここまで読んでくださりありがとうございました。