【ポケモンUSM】氷の牙タスキグライオンの単体考察

お久しぶりです。実に4ヶ月ぶりに書いております()

その間はモチベ云々ではなく単純に構築が思い付かず迷走していました。1800達成構築を超えるものが作れず色々入れ替えたりしたものの、未だに結論が出せずにいます。

また、時にはヤーティを、別の時には完全な通常パを使ったりしていました。今回はそんな時に育成してうまくハマった氷の牙採用型グライオンの記事となります。

 

グライオン@気合のタスキ

 f:id:Brocko:20181225222243g:plain

特性  かいりきバサミ  性格  陽気

努力値  132-148-0-0-0-228

実数値  167-134-145-×-95-158

技  地震  岩石封じ  ステルスロック  氷の牙

調整意図

H  8n-1

陽気A252ランドロスの岩石封じ+意地A252メガバシャーモフレアドライブ確定耐え

ステロ+意地A252メガボーマンダの捨て身、意地A252リザードンXの逆鱗/フレアドライブを共に確定耐え

意地メガボーマンダの捨て身耐え余りCのテテフのPFサイコキネシスを最高乱数以外タスキ圏外で耐え、臆病C252の場合18.7%でタスキ圏内、控えめC252の場合75%でタスキ圏内

S  最速霊獣ランドロス抜き

A  余り

無振りコケコを地震で確定1発、B4振りで93.7%の乱数1発

無振りメガバシャーモ地震で87.5%の乱数1発

このような型で運用していました。タスキグライオンは挑発を採用してテンプレ構成のカバルドンを完封しつつ場を整えるASぶっぱ型が多いかと思いますが、あえて挑発を外して耐久に回した型を開拓してみました。

以下常体

まず、挑発を外して空いた枠に何を採用するのかからスタート。カウンターや叩き落とす、ギロチン辺りも便利そうではあったが不毛なミラーや初手で対面しやすいランドロスに対して圧倒的な優位に立てる氷の牙を採用。結果としてボーマンダのストッパーになれたりガブリアスにも優位を取れついでにフライゴンを粉砕。合掌。

次に努力値配分についてだが、火力不足ではあるもののほぼ完成されていると思っている。ここまでHPを確保することによってランドバシャ@1のバトン展開を掻き乱すことができるため、削ることはできない。Sも、意図的とはいえ最速を切っておりこれ以上落とせないラインのため必須。つまりAは余りしか振れなくなってしまった。

意図的に最速を切る、というのはHPラインと岩石封じを絡めてのテテフの型判定がメインとなる。元々抜かれていて岩石封じ1回で抜けた場合、最速あるいは準速スカーフとなり、抜けなかった場合は最速スカーフで確定する。また、元から抜けている場合には岩石封じのダメージでHB型か否か、襷発動の有無でHBの中でも眼鏡かどうかが判定できる。(スカタンクでのテテフ受けしかした経験がなかったため、抜いたらどう対処したらいいか分からなくなった故に産まれた型判定技術である)

採用理由が余り明確ではないまま使われたため、スペックを活かしきれていたとは言い難いが使用感を書いていく。

まず、グライオンミラーに恐ろしく強い。基本的に何をされようが後出しから安定して処理できた。特にグライオン+ゲンガーといった構築に対しては無類の強さを発揮し、荒らし尽くして多くの勝ちを奪い取った。(何度か催眠3タテされた模様)  ミラーに負けたのは後投げして連続でギロチンを受けた試合のみ。許さない。

ランドロスは安定するが、初手に氷の牙を押さないとビルド型に対して厳しい展開を強いられるため素交代に対応するのが難しく感じた。

リザードンは襷さえあればかなりやりやすかった。対面しなければステロで役割を停止させられ、対面であれば岩石封じが安定して入る。初手グライオン対面でニトチャから入る最速リザードンなどというのはまず存在しないのでほぼ対面から勝てていた。逆に襷がない場合は地震で無振りリザXすら落とせないため一気に厳しくなる。先発鬼火、お前はダメだ。死ぬ。

対コケコは使っていた構築がコケコへの殺意剥き出しだったため余り気にならなかったものの、襷がないとまず相手は不可能だった。ステロ+めざ氷で75%の乱数1発である。返しの地震で無振りコケコが丁度確定なだけに勿体ないが、他に対処枠を必ず用意したい。

その他にもポイヒ型であれば勝てていたギルガルドやその他耐久ポケモン相手が厳しくなっているため、通常のグライオンの感覚で採用するのは危険だろう。状態異常対策枠が必要なのは言うまでもない。

以下敬体

正直なところ使用回数不足なのは否めませんが、この型に合った構築が組めておらず結果など出せそうもない上、そろそろ毒統一に戻りたかったので記事として供養するという形になりました。奇襲性から来るポテンシャルの高さは確かなので、あとはこの型が結果を残す日をのんびり待つこととします()

次の記事はまた毒関連になる可能性が高いですが、こういった記事もまた作れたらとは思っています。ではまたいつかお会いしましょう!

(なお、この記事はリンクフリーですが一声頂けると飛びつきます)