ドラパテラキじゃんけん【剣盾ダブルS20使用構築】
S20お疲れさまでした。久々にスカタンクを用いてダブルランクマを行い、そこそこ戦えたので記事に残しておくことにしました。
最終順位は552位、レートは1708でした。
構築経緯
という2つの構築案を用意していたのだが、どちらもあまりしっくり来ていなかった。具体的には、それぞれが疑問枠となっていた。
何かいい案がないかと入れ替え候補を探していたのだが、3体が共通だし疑問枠を外して2つの構築を融合させてしまえばいいのでは?という悪魔的発想が降りてきた。
結果として生まれたのがという並びの本構築である。
個体紹介
スカタンク@突撃チョッキ 誘爆
臆病 84-0-124-4-68-228
実数値 189-101-103-92-90-146
イカサマ アシッドボム 不意打ち バークアウト
調整意図
HB 陽気珠のダイドラグーン確定耐え
HD 臆病珠のダイアタック確定耐え
S 準速80族抜き
C 余り
補完枠として放り込まれたマスボ色の相棒。技構成もいつも通り。相変わらず高水準な耐久と優秀な耐性、中速帯で活きる素早さが魅力。ただし構築の軸が別にあるので選出率は断トツの最下位。
もちろん他のポケモンとのシナジーも中々高く、の保険をに触らせて壁の上からイカサマで貫通する、より速くしてあるのでアシッドボム+ダイジェットで相手を破壊するなど様々な使い方ができた。
高速霊を相手にする場合や、ゆっくりとやりたい相手の際には非常に有効に働いてくれていたのでこのポケモンで間違いなかったと思う。
ドラパルト@命の珠 クリアボディ
陽気 0-252-0-0-4-252
実数値 163-172-95-x-96-213
ドラゴンアロー ゴーストダイブ 袋叩き サイドチェンジ
調整
ぶっぱ
すっかりダブルの相棒となったダイマエース。今回は隣にを置く都合で袋叩きを採用。空を飛ぶを採用する枠がなくなってしまったため、S操作ができないのは不便だったが、袋叩きは通れば基本的に相手を破壊できるのでさすがに採用せざるを得なかった。
サイドチェンジはやはり非常に強力で、アタッカーであることが確定しているダイマ終了後や初手からなど、回避困難な択を押し付けて戦況を変えてくれた。
元々は準速で最大限火力を出そうとしていたが、が重すぎて爆発したので仕方なく最速にした。
陽気 0-252-0-0-4-252
実数値 166-181-110-x-111-176
調整意図
D DL対策
AS ぶっぱ
完全にテロポケモン。そしてこの構築の出発点。
実はこの構築の本質は袋叩きパではなく、の並びからコーチング+ダイマドラパを動かしていくというもの。とはいえ袋叩きも搭載してはいるので、基本的には初手どちらかをダイマさせてコーチングか袋叩きのどちらかのルートを選択していくこととなる。
袋叩きが非常に有名であるが故に初手のヘイトは非常に高く、コーチングを入れた後集中を受けて素直に退場してくれる場合が多いのが好都合なので耐久は全く伸ばしていない。それでも耐久はそこそこあるので、ダイマを切った際は並大抵の攻撃では沈まない偉いポケモンだった。
また、普通に岩格闘の攻撃性能はかなり優秀なので後発のスカーフアタッカーとしてもかなり優秀。悪の強打に受け出した日には相手を手軽に滅ぼせる。
残念だった点としては、初手ダイマ構築なので裏からを投げながら袋叩きを入れるという動きを全くできなかった点。
控えめ 236-0-0-244-0-28
実数値 175-x-135-160-150-109
濁流 ムーンフォース 守る リフレクター
調整意図
H 16n+1はまずいので16n-1止め
S 同族意識
C 余り
さすがに誰か使ってるだろうと思ったけど誰も使ってなかったリフレクを採用。採用率が無なだけで普通に強かった。滝登りより採用されてないとかマジで言ってる?
リフレクがあるだけで後は普通の型なのでとても無難に強かった。そしていっぱい濁流を外した。仕方ないとはいえ85%の範囲技を撃ちまくるのは心臓に悪かった。
サンダー@オボンの実 静電気
控えめ 252-0-52-44-44-116
実数値 197-x-112-166-116-135
10万ボルト 暴風 怪電波 羽休め
調整意図
HB 陽気鉢巻悪の強打耐え
C ダイサンダーで無振り確定
S 最速70族抜き
D 余り、ダイマ時控えめ珠の雨手助けダイストリーム少し余裕を持って耐え
詰め枠兼第3のダイマ枠。なんで怪電波なんて最強技を貰えたのか1ミリも理解できない。
余り耐久に厚くないので想像以上に削られることも多かったが、怪電波羽休めは特殊相手ならほぼほぼ詰め切れる凶悪な性能だった。
最低限の火力は持たせているためダイマしてもまあまあ強く、構築内唯一のダイジェット使いなこともありSが必要な相手や雨に対しては積極的にダイマさせていた。
エンテイ@シュカの実 精神力
陽気 4-252-0-0-0-252
実数値 191-167-105-x-95-167
聖なる炎 神速 ストーンエッジ 守る
調整
ぶっぱ
威嚇無効で先制技の使える偉い炎。聖なる炎の火傷は信用できない。
元々はエッジの代わりにバークアウトを採用していたが、がいるならエッジの方が刺さるだろうと判断して変更した。実際に刺さる場面は多かったが、いつも微妙に火力が足りずに困った印象がある。意地の方が良かったのかもしれないが、の上から動ける恩恵も非常に大きいため最速は切れなかった。
物理炎といえばなどもいるが、
・威嚇無効
・相手の行動や出したターンに依存しない先制技
・Sと耐久のバランスが良い
・非接触かつアドが取れる場合のある聖なる炎
などを評価して採用した。
シュカを持つことで多くの盤面で行動保証があり、のリフレク込みならの陽気珠アース+の意地タイプ強化スライダーまで耐えるというかなりの信頼度を誇るため、襷は余っていたがシュカを持たせた。
選出パターン
+裏刺さっている2体 基本選出。どちらかのダイマムーブの阻止が困難な相手に対して出していく。
+裏刺さっている1体 対雨選出。を1ターンで落としきれないので2ターン目の行動が鍵となる。雨滅びはきついかもしれない。
+裏刺さっている1体 対晴れ選出。まず間違いなく初手にがいるので初手サイチェン聖炎+2ターン目神速でを落としにかかる。基本的に側に粉かアースが飛んでくるのでアドが取れる。別にがアースを貰ったところでかなり余裕で耐えるのはここだけの話。粉が嫌なだけなので投げでどうにかならなくもないが、アース込みの晴れ下だとさすがに置物にされるので非推奨。
苦手なポケモン
(特に最速) 電気耐性ガバガバ構築なので非常に困る。特により速い最速にダイマされるとめちゃくちゃにされてしまう。くん頑張れ。
を抜いたことによって生じる最大の問題。竜耐性が足りてないので油断するとすぐ破壊される。+が一番戦える選出なのはかなり問題。両採用構築は特に苦手。
叩きの圧が凄いので出てこないこともあるが、来られるとかなりまずい。全力でを倒されて展開されるとコーチングでも勝てるか怪しくなる。
色々と面倒。ダイマされるとさすがにでも半分ちょいしか削れないのでかなり頑張る必要がある。の同速勝負に勝てば割と勝てるがそういうレベルな時点でかなりまずい。
硬い、技の通りがやばい、叩きが封じられる、怪電波を5割で貫通されると色々刺さりまくっている。うまくのエッジで崩したいが微妙に火力が足りなくてかなり苦戦を強いられる。
霊受けがくらいしかいないのでかなり通りがいい。幸い、シーズン終盤には補助的な動きをしてくる型が流行っていたのでどうにかなっていたが指で守られると死ぬ。
PJCS優勝パ めちゃくちゃ苦手。普通にどんな選出をされても勝てる気がしなかった。
最後に
久々にスカタンクとちゃんと戦えたので楽しいシーズンでした。スカタンクが禁伝環境で戦えるかは分かりませんが、構築が思い付いたらまた一緒に頑張りたいと思います。
いつか環境が戻ってくる日のためにレンタルを残してこの記事を終わろうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。